新型コロナによって中国人がいなくなり、風情ある昔の道頓堀に戻ったかのように見えたが、、、その結果は!?

中国・武漢から広がった新型コロナウイルス。今は感染を防ぐことが最優先ですが、インバウンドが盛況な大阪への影響も計り知れません。

近年、道頓堀周辺は外国人ばかり。商店街を歩こうにも物凄い人混み。消費が刺激されるのはよいとしても、大阪が昔からもっている風情への影響を心配する声も多く聞きました。


日本政府観光局(JNTO)のデータによるところ、日本への観光客は数十年前からずっと上昇傾向にあり、さらにこの数年で一気に上昇しています。

政府が掲げる観光立国、訪日外国人4000万人を目指し、さらなる取り組みを実施しているこのタイミングでの新型コロナの影響はとても大きいです。

観光客の激減は全国に広がっていて、東京・浅草でもお土産屋さんの売上は1〜2割にまで落ちたようです。

普段は観光客でいっぱいの道頓堀も閑散としてるのでしょうか???

こういうときに言うのも何ですが、観光客がいなくなった今、風情ある昔の道頓堀にもどったのではないか?こんなときだからこそ懐かしい道頓堀の姿を見られるのではないか??

そんな想いで近くを通った時に立ち寄ってみました。




御堂筋から道頓堀へはいります。

そ う す る と 、、、


人、めっちゃおるやん!!

えっ、、グリコは???


めっちゃ記念撮影してるやん!!両手上げてるやん!!

まあ、それでも心斎橋商店街などは比較的に歩きやすかったですし、ドンキも空いてました。観光客自体は減っていると思います。体感では半分以下かなと。


道頓堀に掲げられた「がんばれ武漢」の垂れ幕。


マスクをしている人がとても多かったです。

大阪に来る外国人の数

今、年間で3,000万人以上の外国人が日本を訪れています。そのうちの4割にあたる1200万人が大阪を訪れています。10人外国人が来たら、そのうちの4人は大阪へ来てるのです。しかもリピーターが多いのも大阪の特徴です。

その外国人が使うお金は約一兆円。桁が大きすぎてイメージが湧きませんが、大阪の年間GDP40兆円から考えるとその額がいかに大きいかが分かります。

観光地として、特に外国人相手だと文化の違いなど難しい対応を迫られる場面も多いですが、ここで閉鎖してしまうといい方向へは向きません。魅力をいかに訴えて、いかに受け入れていくかを観光立国として考えなければなりません。

これから2025年の大阪万博に向けてどんどんと盛り上がっていって欲しいですが、新型コロナの影響で今年の4000万人目標は少し厳しい?いや、オリンピックがあるから達成できるのかな、、、?

何にしても、はやく収束して戻って来て欲しいですね。

2020年1月の新型コロナウイルスを予測したような映画


こう書くと不謹慎な感じもありますが、中国・武漢から広がった新型コロウイルスの感染が拡大している今だからこそ、この映画の価値が高まっているように思います。

まるで2020年1月の今の世界を予測したかのような作品。発生源は香港。コウモリから広がった新種のウイルスによって、世界中で次々と感染していく状況は見てて寒気がしてくるほど。パンデミックの恐怖が描かれています。ドキュメンタリーと映画をミックスしたような客観的な視点が感染拡大のリアリティと冷酷さをもたらします。公開は2011年。名匠ソダーバーグによる作品。