
東横堀川と木津川を結ぶ道頓堀川。この地域一帯は「道頓堀」や「とんぼり」という名称で親しまれており、大阪ミナミを代表する繁華街となっています。
1612年、安井道頓らによって開削がはじまった道頓堀川は3年の年月を経て1615年に完成。17世紀以降、芝居の町として発展しました。道頓堀川の南側には大阪を代表する劇場が数多く作られ、歌舞伎や人形浄瑠璃など演劇、演芸の中心地でありました。特に浪花座・中座・角座・朝日座・弁天座の五つの劇場は「道頓堀五座」と呼ばれたほど。また、近くには芝居茶屋などが建ち並び大阪の食文化を発展させてきたところでもあります。
現在では、食い倒れの街としてお好み焼き、たこ焼き、串カツ、ふぐ、ラーメンなど多くの飲食店が並んでいます。グリコやかに道楽に代表される巨大立体看板は大阪の代表的な観光スポットの一つです。
道頓堀川の両岸には遊歩道「とんぼりリバーウォーク」が整備、また大阪の街を川から楽しめる観光遊覧船も運行しています。水陸両方から「水の都」大阪の景観を楽しむことができます。
道頓堀の巨大看板
まるでテーマパークのように並ぶ道頓堀の巨大看板。食い倒れの街を象徴する、道頓堀ならではの光景です。









夜の道頓堀


夜は道頓堀川に反射したネオンサインが艶っぽく、煌めきのある街へと変わります。
小さな小さな路地「浮世小路」

道頓堀通りから法善寺横丁へ抜ける浮世小路。芝居町時代の江戸時代から、大正ロマン、昭和初期までの大阪を再現した小さな路地です。その昔、道頓堀にあった芝居小屋や、茶屋、提灯など懐かしい光景を楽しむことができます。
路地の中には一寸法師大明神もあります。一寸法師は、わずか3cmの男の子がお椀の船を漕ぎ、大阪から京都へ向かい悪い鬼たちを退治した物語です。
浮世小路
〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目7
〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目7
夏祭り


インフォメーション
インフォメーション | 道頓堀 |
公式URL | 道頓堀商店街 |
アクセス
地下鉄御堂筋線・四つ橋線・千日前線「なんば」駅、阪神電車・近鉄「大阪難波駅」14番出口からすぐ
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