昨日の日経に「大阪市の転入超過、全国最多」という記事が記載されていました。
2020年の大阪市の転入転出を差し引きするとプラス1万6802人となり全国でトップです。
吹田や茨木、豊中、箕面あたりの流入が多くなっています。
対して、大阪市を除く大阪府では転出超過なのでマイナスです。
大阪市は転入が増加(プラス1万6802人)、それ以外の市では転出が増加(-3446人)。大阪府全体で考えるとプラス1万3356人。
大阪市では特に20代の若い世代が増えているらしく、記事には「堅調な建設需要やインバウンド需要の拡大でホテルや飲食店、物販店などのサービス業が雇用を増やしてきた構図が浮かびあがる」と記載されていました。
日本全体としては2008年に人口ピークを迎え、現在は徐々に減少してきてます。大阪も同様です。
大阪府の人口は882.3万人です。過去20年間、なんとか880万人台を維持してきましたが、ここ数年は緩やかな減少傾向が続いています。
そんな中でも、大阪の勢いを感じる記事は嬉しくもありますね。コロナ禍でインバウンドは壊滅的な打撃をうけているので楽観はできませんけど。
あと、気になるのは年々増えている外国人比率。
大阪府における在留外国人も年々増えています。現在23万人(2018年度)の外国人がいます。
100人いたら3人は外国人という計算です。しかもどの国が多いかというと、

近隣国が大半です。予想通りというか、予想以上というか。。まあ、インバウンドにしても何にしても本来はもっとバランス良く人を呼び込めたらよいのですけど、なかなかそううまくいきませんね。