
道頓堀と千日前のあいだにある法善寺
商売繁盛や恋愛にご利益がある水掛不動尊、近くには法善寺横丁という小さな路地があり、バーや小料理屋など60軒ほどが連なっています。
石畳の横丁は、都会の喧噪を離れた浪速風情を十分に感じられる場所。最近では多くの観光客で賑わっているところでもあります。
法善寺
水掛不動尊で有名な法善寺、浄土宗の寺院であり創建は寛永14年(1637)。古くから「千日寺」の通称で呼ばれていたことから、「千日寺の前」という意味で、このあたりを「千日前」と呼ぶようになりました。
参拝客が水をかけてお参りするため、苔に覆われた姿となった法善寺の不動明王。
法善寺横丁

幅3メートル、長さ80メートルの小さな路地。繁華街の中心でありながら、風情溢れる情景が見られるところ。老舗の割烹やバー、お好み焼きなどが並んでいます。
藤山寛美、桂春団治によって書かれた看板
法善寺横丁の入り口に架かる看板。西側看板は「藤山寛美」、東側は「3代目桂春団治」によって書かれたものとなっています。
おすすめグルメ
法善寺のすぐ横にある「夫婦善哉」1人前の善哉を夫婦に例え、2つのお椀で食べます。この夫婦善哉は、夫婦円満善哉、商売繁盛善哉、縁結び善哉として、縁起物としても評判です。
この他、法善寺横丁には伊勢海老料理、ふぐ料理、お寿司、お好み焼き、串カツまで、高級料理から庶民的なお店まで幅広いグルメが楽しめます。シーンに合わせて利用したいですね。
法善寺横丁から道頓堀へ抜ける「浮世小路」

道頓堀通りから法善寺横丁へ抜ける浮世小路。芝居町時代の江戸時代から、大正ロマン、昭和初期までの大阪を再現した小さな路地です。その昔、道頓堀にあった芝居小屋や、茶屋、提灯など懐かしい光景を楽しむことができます。
路地の中には一寸法師大明神もあります。一寸法師は、わずか3cmの男の子がお椀の船を漕ぎ、大阪から京都へ向かい悪い鬼たちを退治した物語です。
〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目7
横丁から法善寺へ抜ける路地
こちらは横丁から法善寺へ抜ける路地。一人通るのがやっとの細い路地にも、隠れ家的なお店があったり。歩いて散策しているだけでも楽しい。
織田作之助の文学碑
「夫婦善哉」で有名な大阪の作家、織田作之助の文学碑が法善寺横丁の一角に静かに置かれています。場所は、小説でゆかりの料亭「正弁丹吾亭」の前。しっとりとした雰囲気を味わいながら、歩いてみるのも良いですね。
インフォメーション
インフォメーション | 法善寺 |
住所 | 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-2-16 |
電話番号 | 06-6211-4152 |
公式URL | 法善寺 |
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