葛城山ツツジ園の絶景写真を求めて。天狗谷ルートから山頂へ

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大阪と奈良の県境にそびえる大和葛城山。

山頂に広がるヤマツツジは一目百万本と言われ、山の斜面を紅い絨毯のように染め上げる様は、大阪で見ることができる絶景のひとつです。

毎年5月の上旬から咲き始め、中旬には見頃を迎えます。シーズン中は、各地から観光客が集まり、ロープウェイは数時間待ちになることも。

また、山頂には天神社や国民宿舎「葛城高原ロッジ」、名物料理である鴨鍋、白樺食堂、日帰り入浴、売店やキャンプ施設などがありレジャースポットとしても人気です。

葛城山山頂「自然ツツジ園」への行き方

自然ツツジ園への行き方は、大きく分けて3つ。

  • 奈良方面からロープウェイを利用
  • 奈良方面からの登山。櫛羅の滝のコースまたは北尾根のコースから。
  • 大阪方面からの登山です。天狗谷ルートまたは、水越峠からのダイヤモンドトレール

今回は大阪方面、天狗谷ルートから自然ツツジ園を目指します。

近鉄電車、金剛バスを利用し葛城山登山口まで

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近鉄 富田林駅前にあるバス停に向かうと既に沢山の人。行列がずらっと並んでいます。臨時バスを出していたため、比較的にスムーズに乗れましたが、シーズン中の人出はとても多いです。時間には余裕をもって行動したいところ。

バスは、富田林から葛城登山口バス停まで。所要時間は直通で約30分程度。

葛城登山口バス停のすぐ横に坂道があり、それを登っていくと登山口に着きます。上の写真参照。

天狗谷ルート

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天狗谷は、大きな木々に囲まれた森の中を通ったり、大きな石がゴロゴロとした岩場を歩いたり、何度も沢を跨いだりする、とても面白いコースです。

途中、一箇所だけ鎖を頼りに2、3メートルほどの大きな岩を上がる箇所があります。滑りやすい岩もあるので、トレッキングシューズなど登山に適した装備が必要です。

登山口から山頂までは1.5~2時間程度。

山頂広場

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山頂には、広大な広場があり、レジャーシートを引いてお昼をら食べている人も沢山いてます。自然ツツジ園は。この広場のすぐ隣です。

自然ツツジ園

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一目百万本のツツジの大群落、目の前いっぱいに広がっています。

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紅いツツジが多いなか、ピンクや紫色なども。

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展望台がいくつも設置。多くの登山客がツツジ園を眺めています。絶景の写真スポットですね。

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散策路が整備され、ツツジ園をぐるっと一周することができます。

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大きく立派なツツジが沢山。

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どこを歩いていても感嘆の声が絶えないほどの大賑わいです。ツツジに囲まれ、お弁当を食べたり、写真撮影をしたり、それぞれに楽しんでいる様子でした。

アクセス

■ 大阪方面からの登山
天狗谷ルートまたは、水越峠からダイアモンドトレールで山頂へ行く2つのルートがあります。

天狗谷ルートの場合、近鉄 富田林駅から金剛バス 水越峠行き 葛城登山口下車(バスの運行は土日のみ)から。

水越峠からは、バス終点の水越峠まで行き、ダイヤモンドトレールから山頂へ。こちらは急な階段が多く登りも下りもかなりきついです。

■ 葛城山ロープウェイのご利用
近鉄 御所駅から奈良交通バス 葛城ロープウェイ前、ロープウェイで葛城山上前まで。

■ 奈良方面からの登山
近鉄 御所駅から奈良交通バス 葛城ロープウェイ前へ。登山口はロープウェイ駅近く。櫛羅の滝のコースまたは北尾根のコースから。

大阪方面への下山について

天狗谷ルート、または水越峠へ下山する場合、バスの時間にご注意下さい。午後は2本しかありません。乗り遅れた場合は、国道309号線を1時間ほど歩き、千早赤阪メモリアルパークのある東水分バス停まで歩く必要があります。東水分からは富田林まで1時間に1本のバスがでています。

国民宿舎「葛城高原ロッジ」

■ 葛城高原ロッジ
住所: 〒639-2312 奈良県御所市櫛羅2569
TEL: 0745-62-5083
URL: 葛城高原ロッジ