江戸時代の倉庫を見学「旧黒田藩蔵屋敷長屋門」天王寺公園

去年の春は一回目の緊急事態宣言で、今年の春は「まん延防止」適用です。2年連続で春の自粛要請。いちばん気候の良い時なのでほんとはもっともっと活動したいのですけど、まあ、もう少し落ち着いてからですかね。

せっかくなので過去に撮った写真をアップしたいと思います。天王寺公園にある「旧黒田藩蔵屋敷長屋門」です。

旧黒田藩蔵屋敷長屋門

天王寺公園を経由して新世界に行く時など、必ずと言っていいほど目にする蔵屋敷長屋門。これまで何度も見ていますが、ちゃんと写真に収めておこうと天王寺公園にやって来ました。


「旧黒田藩蔵屋敷長屋門」

旧黒田藩の蔵屋敷の表門です。黒田藩は九州・福岡 黒田官兵衛のところ。

元々は中之島にあったものをここ天王寺公園に移設しました。場所は天王寺公園内、大阪市立美術館のすぐ隣です。

【蔵屋敷】倉庫のある屋敷。江戸時代、諸藩から運ばれた年貢米や特産物などを貯蔵していたところ。




「昭和8年中之島の三井ビル建設に際し、大阪市へ寄贈された」と記載されています。

【元々は中之島から】
現在の中之島・三井ビルのところが江戸時代に黒田藩蔵屋敷があった場所のようですね。中之島は多くの藩の蔵屋敷が並び、諸国の物産などを管理・保管してました。

堂島の米市場の先物取引で、よく取引の対象とされていた筑前米などもこの蔵屋敷へ運び込まれていたと思われます。

この時の先物取引は帳合米取引といい、単一の銘柄を選んでそれを取引の対象としていました。選ばれた銘柄を「立物米」と呼んでいたそう。


中を通ってみましょう。中に扉が見えますが、、


閉まっていたので、中をみることはできない、、、と思っていたら、、、


おっ!!穴を発見!!!

覗いてみましょう。


何も見えない、、、ww


立派な柱が通ってます。


西側の壁が一部黒くなってますが何でしょうか?


なまこ壁が絵になりますね。シンプルさが様になってます。