大阪メトロ・御堂筋線 乗降人数ランキング


大阪メトロ・御堂筋線、大阪の中心部、梅田や本町、難波、天王寺など主要駅をつなぐこの路線は大阪の大動脈とも言われています。


ラインカラーはえんじ色(濃い紅色)なので、他の線より目立っていますね。

1933年(昭和8年)5月20日、大阪初の地下鉄として梅田ー心斎橋間が開業しました。その後南北に延伸し主要駅の開業や様々な路線と接続することにより大動脈としての役割を果たし続けています。

御堂筋線はドル箱路線


御堂筋線は大阪メトロの中でもドル箱路線となっていて、約700億円の収益から費用を差し引いた額はなんと370億円!!ものすごく稼いでます。古い路線であり、償却が進んでいるので大阪メトロの稼ぎ頭になってます。

御堂筋線の利用人数は?

そんな御堂筋線ですが、どの駅がいちばん利用されているのでしょうか?


御堂筋線は、北は江坂から南はなかもずまで。

乗降人数を考えた場合は、梅田や難波は間違いなく多い。恐らくこれは2トップです。それに続くのはオフィス街の本町あたり??いや、京阪電車と接続している淀屋橋のほうが京都方面からの人が来るので多いかな?あと梅田の一駅先の中津も意外に多い?

色々と想像できるのですが、実際のところはどうなのでしょう?大阪市都市交通局が発表したデータを見てみましょう。

第1位 梅田


御堂筋線の中で、乗降人数は梅田がダントツの1位です。1日の乗降人数は約22万人。そりゃそうですよね。JRもありますし、阪急電車や阪神電車だってあります。大阪最大のターミナル駅です。最近では、日本最大のサイズを誇る超大型ビジョンが話題になりました。

第2位 難波


2位は難波。さすがミナミです。こちらも南大阪からの南海電車、奈良からの近鉄電車などがあり、1日の難波駅の乗降人数は約18万人です。

御堂筋線の梅田ー難波間はとくに人が多くて、混雑している印象しかなかったですが、最近の新しい車両ではLED照明が季節や時間帯に合わせて5色(白色・昼白色・電球色・しだれ桜・ソメイヨシノ)に変化。リラックスできる快適な空間へと生まれ変わっています。

第3位 天王寺


ターミナルは強いですね。3位は天王寺です。JRや奈良からの近鉄電車など、大阪の東側と南側へつながる交通の要所です。1日の天王寺駅の乗降人数は約13万人です。

第4位〜20位はこちら


4位以降は、淀屋橋や本町、心斎橋など中心部のオフィス街が続き、その次は新大阪です。新幹線利用客が順位を押し上げていると思われます。

江坂は上位だったのが意外でしたが、北大阪急行への乗り換えがあるのですね。


その一方で、難波から近い大国町や動物園前は利用者が少ないです。特に動物園前は、JR新今宮や南海新今宮、大阪メトロ堺筋線への乗り換え駅になっているのに意外と少ないのですね。駅の雰囲気は好きなんですけど。

中百舌鳥も意外に利用者が多いですね。堺など南大阪から大阪市内へのアクセスに利用されているのですね。南海電気鉄道、泉北高速鉄道と結ばれています。

以上、御堂筋線の乗降人数ランキングでしたがどうだったでしょうか?イメージと合ってました???

※本記事に記載しているデータは、2018年11月13日(火)のものです。