
中之島美術館が40年の時を経てついに完成したようです。
ネット上でも大いに?盛り上がっていたので、近くに来たついでに見に行ってきました。
ブラックキューブとも言われる、四角く黒い物体。間近で見ると迫力がありますね。
1983年に大阪市制100周年記念のひとつとして美術館の構想が始まったものの、遅れに遅れが生じて2013年に新美術館を開館する新たな方針を打ち立てようやく設計・工事が進んだという流れです。
2020年の開館を目指していたようですが、諸々の遅れや新型コロナの影響もあってか開館は2022年2月です。あと半年ほど先ですね。
建物の北側へ回ってみました。こちらもほぼ出来上がっている状態です。
んっ?中央に見えるのは???
スマホで加工したのかと思うほどデカ目の猫は、ヤノベケンジ作:巨大な猫のオブジェ「シップス・キャット(ミューズ)」です。
大阪の他のイベントなのでも、この人の作品をよく目にしますよね。昔、大阪市役所内にも宇宙服を着た子供のオブジェが展示されてたり、道頓堀川を遊覧していたドラゴンの形をした船も確かこの人だったんじゃないでしょうか。そういえば瀬戸内海を運行するフェリーでも見た気がします。
大きな窓、内部からは堂島川などを眺められるようになっているようです。
堂島リバーフォーラムや梅田方面のビル群も見えるかな?ちょっと高さが足りないかもしれませんけど。
1階、2階はチケットカウンター、ホール、ショップなどになっていて、4階、5階が展示室です。
その駐車場のすぐ隣には謎のオブジェ。こういうのって、コンセプトを聞かないとよくわかりませんよね。いや、聞いても分からないかもしれないですけどw
“NetfilxのSFドラマにでてきそうなやつ”みたいに言われたほうがピンときそう。「そうそう、こんなロボットでてくるよねー」みたいな。
ほぼほぼ完成していますが、細かい部分は工事を継続しているところもあったり。
「駅前にローソンが2軒並んであるんだよねー」みたいに便利なのか無駄なのかよく分からないことにならないように、特色を活かした運営をしてほしいですね。
ローソンが2軒並んでいても非効率だと感じますけど、セブンイレブンとローソン100が2軒並んでいると便利な感じがしますよね。そんな感じ。
いや、それだったらセブンイレブンとダイソーのほうがいいかもですw
なんでも公共施設を民間資金で運営するPFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)という運営形態らしく、美術館では初のようです。
PFIとは、公共施設の運営などを民間の資金・経営能力を活用して行う手法で、国や地方公共団体の事業コストの削減や、より質の高いサービスを提供できるとされています。
これまでPFIというと道路や鉄道、港湾などインフラ系が多いようです。調べてみると海外でも成功例は多いよう。
美術館では初ということで、今後どのようなイベント・企画を行なっていくのかが楽しみですね。
開館は2022年2月です。
つい先日、内覧会が行われていましたが、一般向けにもそういったイベントを開催してほしいですね。
最近でも大阪か、奈良だったかな?他の美術館でも美術品が展示されていない空っぽの状態の美術館ツアーみたいなイベントをやっていましたし、そういうのも結構面白いと思うのですよね。