
歴史は古く、仁徳天皇の御代に難波郷に悪病が流行して、牛頭天皇を祀ったのが神社の始まり。古来「難波下の宮」と称し難波一帯の産土神でありました。
もともと寺院もあり神仏混淆だった難波八阪神社は、明治維新後の神仏分離により寺は廃絶され郷社となりました。本殿は空襲で焼失。現在の本殿は昭和49年(1974年)に再建されています。
また毎年1月の第3日曜日に行われている綱引神事は無形民俗文化財に指定されています。この綱引神事は御祭神、素盞嗚尊(すさのをのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、民衆の困苦を除かれた故事に基づき始められたと言われています。
ご利益は、学業向上、商売繁盛、縁結び、夫婦円満、農耕殖産など。
大きな獅子舞台
独特の存在感を放つ大きな獅子舞台があることで有名。高さ12メートル、幅11メートル、奥行き10メートルの大きな獅子殿は「大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運を招く」ものとされています。建築は昭和49年、鉄筋コンクリート製。目はライト、鼻はスピーカーになっています。
口の中は舞台になっており、正月や夏祭りの時などには雅楽・居合道、獅子舞などが行われます。
八阪神社の夏祭り
毎年7月には、八阪神社では、渡御が行われる夏祭りが実施されます。普段は17時までですが、お祭りの時のみ夜間も中に入ることができます。
ギャラリー






インフォメーション
インフォメーション | 難波八阪神社 |
住所 | 〒556-0016大阪府大阪市浪速区元町2丁目9-19 |
電話番号 | 06-6641-1149 |
公式URL | 難波八坂神社 |
アクセス
大阪市営地下鉄 御堂筋線・四つ橋線 ナンバ駅より徒歩約6分
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