冥界の主、閻魔大王に会ってきた【奈良白毫寺】

閻魔大王(えんまだいおう)に会うために奈良へやってきました。ほんと久しぶりです。

近鉄の奈良駅から市内循環バスに乗って、目的とする「高畑町」停留所まで行こうと思い乗車したものの、、、


終点は春日大社前???あれっ、、、もしかして間違えた???!!!


グーグルマップで確認してみると、ここから目的地まで30分くらい。


せっかくなので散歩がてらに歩きましょうか。春日大社の横を通るルートでいきましょう。紅葉がきれいですし、鹿だっています。


ほら、歩いていると鹿が覗いてきたりして、めっちゃ可愛いじゃないですか。


春日大社を超えたあたりからは、びっくりするほど人が少なくなります。さっきまであれほどいたのに、、、

新薬師寺への案内板が要所要所にあるので、その矢印通りに進めば迷うことはありません。

最終目的地の白毫寺は新薬師寺の近くなので、歩いていく場合は先ずは新薬師寺を目指しましょう。


こちらが新薬師寺です。時の皇后が天皇のために創建したお寺です。そう思うと、夫婦で訪れている人たちが多かった気もしますね。


新薬師寺前からは「山の辺の道」という石碑や案内版が多くあるので、その通りに向かいます。


のどかな風景。こういうのを見ると休日感がでますよね。


ついに到着。白毫寺(びゃくごうじ)です。ここまで緩やかな坂道を上がってきたというのに、さらに階段です。


振り返るとこんな感じ。いつの間にか結構な高さのところに来ていますね。


さあ、もう少しです。先に見える紅葉がきれい。


さらに振り返ると、奈良の市街地が一望できました!!正面に見えるのは生駒山でしょうか、これは絶景ですね。これだけでも来る価値はありそうです。


境内へ入りましょう。紅葉がほんときれいです。


白毫寺は、花の寺とも言われていて季節によって様々なお花を楽しめるみたいです。


こちらは天然記念物の五色椿。春には、白色や紅色、紅白などの花が彩るようです。


こちらは本堂、阿弥陀如来や不動明王、あと聖徳太子二歳像もありました。


境内からの展望もすごく良いです。展望図があって、どこになにがあるかよく分かります。


さっきまでいた奈良公園。五重塔まで見えますね。


あっ、ドリームランド!!懐かしすぎます。行ったらカップルが別れると言う都市伝説の、、、。


そして、本日のメインはこちらです。

この中に閻魔大王がいるのです。閻魔大王といえば、死者の魂を裁く裁判官です。

人生数十年も生きれば、いろいろと思い当たることもあります。もし今後、閻魔大王と対峙することになっても驚かないように、事前に会って免疫を付けておこうというのが今回の趣旨ですww

さすがに閻魔大王に写真とっていいですか?なんて気軽に聞けないので、もちろん撮っていません。


中に鎮座していた閻魔大王は、まさに「地獄に落ちろ!」と審判を下した瞬間のように口を大きく開けて、目を見開いていました。裁きの瞬間で時がずっと止まっているような、そんな感じです。

堂内は、貸し切り状態。2メートル先の距離には迫真の形相の閻魔大王がいます。ものすごい迫力ですが、正面に立ってしばらく見つめあってみました。

噂によると、こんな怖い顔をした閻魔大王ですが、実は慈悲深い王だと言います。

「いやいやいやいや、こんな怖い顔しているのだからそんな訳はないよ」と思いながらも、ほんとうのところはよく分かりません。次に再会したときは「あっ、あの時はどうも。覚えてます??」って挨拶をしてみようかと思ってますが、、、そんな余裕はないかもしれませんw