【絶景庭園】極楽浄土の桜・大阪 四天王寺

感染者数がまた増えてきましたね。変異株の感染力が強いようなので、どこまで増えていくか分かりません。まん防適用と言うこともあり、しばらく大人しくしておこうと思います。今年の春はいろいろと計画したかったのですが仕方ありませんね。今日は先週末に行った四天王寺・極楽浄土の庭の記事をアップしたいと思います。

四天王寺「本坊庭園 極楽浄土の庭」


中心伽藍の影に隠れてしまっているので、もしかしたら庭園の認知度はそんなに高くないかもしれません。有料なので避けられているところもあるかも。位置は四天王寺のちょうど北東の角にあります。

桜の季節が良いという噂を聞いていたものの、これまではタイミングが合わずに来れませんでしたが、今年はついにその時がやって来ました!!




拝観料300円を支払い中へ入ってみましょう。


おっ、桜が咲いていますね。この時点で期待値がどんどんと高まってきます。

いざ、庭園へ!!


おおーーーーーっ!!すごいじゃないですか!

庭園に入るなり、満開の桜です!!

ここ「本坊庭園 極楽浄土の庭」は、湧水を利用した2つの池泉「瑠璃光の池」と「極楽の池」、そして2つの小川「水の河」「火の河」が流れる池泉回遊式庭園となっています。


小川が都会の喧騒を忘れさせるというか、ほんと良い雰囲気です。

2つの小川、「火の河」が人間の怒り恨み、「水の河」が人間の欲を表し、これらは生きた地獄であり、この小川沿いの白道を進むことで極楽浄土に達し、往生できるとされています。

仏教に限らずこういった死の解釈が大きな力を持つのだなと最近つくづくと感じますね。西暦5万年くらいになって、そのときに過去を振り返った時に紀元後から2000年くらいまでは宗教の時代だと言われるのじゃないかと思ったりもします。そこまで続いているのか分かりませんけどw


瑠璃光の池


50センチを超える大きな大きな鯉がたくさん。


桜は予想以上の量感です!!ここは絶対に外せませんね!!


光がいい感じに当たって透明感がましまし👍


庭園の隅っこにある「荒陵稲荷大明神」

昭和の大空襲で焼失しなく、唯一残ったものらしい。


お抹茶を頂ける茶室「和松庵」。今は新型コロナのため営業していませんでした。残念。。


洋風の「八角亭」は国登録有形文化財。

なんで庭園に洋風なのかなと思いましたが、なんでも「内国勧業博覧会」で出品された中で唯一残るパビリオンを移築したようです。


極楽の池の中央には三尊石が配置されていました。


あっ、亀を発見!!あんなとこ登れるのですね。どうやって降りるのだろう、、、ドボンと?


重要文化財の方丈と桜


順路の最後にも大きな桜の木がありました。ほんと立派ですね。


庭園は寺務所のすぐとなりです。

おまけ


四天王寺の北側にあるマンション、あそこに住んだらベランダから四天王寺もあべのハルカスも毎日見れますね。きっと絶景!!