【中之島】オフィスビルと蛸の松

大阪中之島・堂島川の遊歩道沿いにある「蛸の松」

約400年前、広島藩の蔵屋敷前に植えられ、その枝の伸び方が泳ぐ蛸のように見えたことから「蛸の松」と呼ばれるようになりました。

浪花百景の「蛸の松 夜の景」に描かれていることでも有名。


当時の様子はこんな感じです。蔵屋敷が建ち並ぶこの一帯のトレードマーク的な存在だったのでしょうか?

江戸時代にも待ち合わせスポット的な概念ってあったのですかね?

「じゃあお昼の12時にビッグマン前で!!」みたいなノリで「牛の刻に蛸の松に参られよ!!」なんて当たり前のように言っていたのかどうかは知りませんが。。


オリジナルの松は明治の末期に枯死したため、現在の松は2代目です。

2004年、雛松会によって再現されたものです。

平成16年6月、護岸の美化にあわせて、大阪府師範学校附属演習小学校(現大阪教育大学附属天王寺小学校)が久留米藩蔵屋敷跡地に開校した縁によって、同窓会である雛松会が、かつての風趣を偲んで、「蛸の松」をこの地に再現しました。


改めて見るとすごい角度です。支えがないとすぐに倒れてしまいそう。台風の時とか心配になりますよね。


もともと蛸の松があった場所はここではなくて対岸になります。ちょうど斜め向かいくらいに広島藩の蔵屋敷があり、その前にあったようです。


大阪市文化財協会の資料によると、蔵屋敷はこのようになっていたよう。船入り場の左側に「蛸の松」と書かれています。

現在の2代目蛸の松の場所は、右上に描かれた田蓑橋(たみのばし)の北側です。


当時、蔵屋敷の白い壁と緑色の松の対比がとても美しかったようです。

現在は、都会のオフィスビルに囲まれてひっそりと佇んでいます。


夜はライトアップされている??そういえば昼間しか見たことがないので、次は夜に来てみようかな。