
この映画が公開されたとき、駅でポスターをみてハッとさせられたのを覚えてます。
そんな「天外者」がAmazonでレンタル開始されていたので、さっそく見てみました。
冒頭から日本映画独特のわざとらしさが気になるなと思いつつ、三浦春馬の熱演にすぐに魅了されました。
内容は史実を題材にしたフィクションです。
映画内の坂本龍馬とのかなり深い親交もフィクションです。同じ時代を生きた人物なので何らかの接点はあったと思いますが。
薩英戦争で囚われた時の漫画みたいな展開に「ええっ!!」となりながらも、最後まで一気に見れました。
三浦春馬演じる五代友厚は、”近代の大阪経済の礎を築いた人物”です。ドラマチックすぎる人生なので、2時間の映画に収めるには色々と端折らないといけません。それに分かりやすさも必要です。どちらかというと、堅苦しい内容より物語性を優先したのかなという印象の映画です。もちろん、それはそれで面白く、最後はとても感動しました。
大阪取引所の夜景。中央には五代友厚の銅像があります。夜はシルエットになって、かっこいいですよね。今の成熟した大阪経済を眺めて、何を想っているのでしょうか?