【天神祭 陸渡御】 豪華な衣装をまとった3,000人の行列が夏を彩る

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天神祭といえば、7月25日に行われる天神祭奉納花火です。大川沿いに出る露店や、夜空を彩る花火で大いに盛り上がってます!!なんでも毎年100万人を超える人が訪れているよう。

天神祭自体は1000年以上の歴史を持ち、日本三大祭り、大阪三大祭りの一つとして様々な諸行事が行われています。お祭りのメインを飾る花火以外にも魅力的なイベントが沢山!!今回紹介する陸渡御もその一つです。

陸渡御は、25日の日中に大阪天満宮から中の島公園へと大行列が向かいます。その数は約3,000人!!迫力ある催太鼓や地車、鳳神輿などはお祭りを盛り上げ、御神霊が乗せられた神輿、豪華な衣装をまとった行列が大阪の街を彩ります。

(撮影は2019年7月25日)

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天神橋筋商店街にやって来ました。たくさんの露店が出てます。りんご飴食べたり、ベビーカステラ食べたりお祭りムードが一気に高まりますね。

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通称「天満の天神さん」。少し早くついたかなと思っていましたが、実際に来てみると大阪天満宮の表門にはすでに沢山の人!!海外の観光客も多いです。暑い中、今か、今かと待っています。

14時50分、境内から太鼓の音が聞こえてきます。何やら神事が始まった様子。一般の人は中へ入れないので、表門の前で待ちます。

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15時25分、ついに始まりました。御神水を持った人たちが先頭です。

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そしてすぐに紅い頭巾をかぶった集団が出てくると、一気にヒートアップ!!

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迫力ある太鼓の音とともにどんどんと近づいて来ます!!

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熱気は一気に最高潮!!陸渡御の先陣を切る催太鼓(もよおしだいこ)です。太鼓を大きく揺らしながら打つ姿はとてもダイナミック。威勢の良い掛け声と、太鼓の重低音が大きく響きます!!

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開始早々もみくちゃに。

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馬に乗った天狗、猿田彦。さっきの太鼓とは打って変わって独特の雰囲気を醸し出しています。

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続いて神鉾が通ります。

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多くの人に引っ張られる地車。

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豪華な装飾と地車囃子の鐘の音が良いですね。

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けたましく吠える獅子。

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ちから強くも色気のある舞を披露した獅子舞。華麗な動きに見入ってしまいます。

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美しい音色が天満宮から中之島へと向かいます。よくみると法被に大阪市の市章「澪標」のマークが入っていますね。

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陸渡御で一番華やかな傘踊り。カラフルな衣装をまといリズミカルに踊りながら進みます。

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被衣の乙女。神秘的な少女たちがゆっくりと歩いていきます。

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牛曳童子に引かれた牛。かなり大きいです。

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総奉行のお出まし。

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男前な馬にまたがっていました。

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御鳳輦。菅原道真公の御神霊を奉安する乗り物です。

陸渡御の巡行ルート

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陸渡御は、次から次へと行列が進んでいきます。上の写真はほんの一部です。陸渡御の巡行ルートは、大阪天満宮から出発し、まずは大鳥居へ向かい、その後は老松通り、大江橋から中之島へ、最後は天神橋北詰で船渡御のための乗船を行います。

船渡御

陸渡御の後に行われた船渡御の様子はこちらから。