昭和レトロな「上本町ハイハイタウン」へ潜入!!

昭和の雰囲気が色濃く残る「上本町ハイハイタウン」。ここだけ時間が止まってるんじゃないかと思うほどです。地下鉄直結で利便性抜群のため、今もなお多くの人に愛されている商業施設です。

大阪はその昔、上町台地という大阪平野を南北に伸びる丘陵地がありその西側には海が広がっていました。そんな上町台地のちょうど頂点あたりに位置するのが上本町です。


上本町を東西に走る「千日前通り」も上本町を頂点にして東側(鶴橋側)を見ると緩やかな勾配が確認できます。西側も同様に谷町九丁目あたりから日本橋にかけて下がっています。

近代には大きな百貨店ができたり、近畿日本鉄道が大阪-奈良間を結び古くから栄えてきた土地でもあります。


そんな上本町のシンボルというべき建物がこちら!!上本町ハイハイタウンです。

構造はSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)、15階建て、築40年の建物です。低層階は商業施設(ハイハイタウン)となっていて、その上はマンションになってます。

上のマンションだけを見ると、40年経っているとは思えないほど立派な作りをしていますね。当時の値段は知りませんが、かなり高級なマンションだったのでしょうか?

形状的に中庭のあるタイプですね。最近では見ないですが、昭和のマンションでよく見たタイプです。小学校の頃は友達のマンションの中庭でよく遊んだのを思い出します。


反対側から見たハイハイタウン。こちらの角度の方がレトロ感がでますね。




側面。1階にはローソンやミスタードーナツ、auなどが入っています。


ステージのある野外イベント広場。大阪ガスが何やら準備していました。


状況が読み取れずメッセージが理解できない銅像を発見。


ステンドグラスの時計はハイハイタウンのランドマーク的なものでしょうか。


中に入ってみると、思ったより多くのお店が営業しているようですね。


飲み屋が多いのもハイハイタウンの特徴。テレビや雑誌とかでもよく特集が組まれるほど名店が揃ってます。


こちらは「鉄道バー」始発は17:00、終電は23:00までのようです。くまモン何してるの?


昔の本屋さんってこんな感じでしたよね。


上の階へ上がってみましょう。照明がレトロすぎる。


書道専門店。こういったお店もあるのですね。


特徴的な店主がいる喫茶店。「風の物語」


100円均一のCANDOもありました。


せっかくなので、ハイハイタウンの周辺も散策してみましょう。お隣は近鉄百貨店です。高さはほぼ同じですね。


ハイハイタウンのちょうど裏手にあったジャンカラ。和風って珍しくないですか?


周辺の普通のビルもレトロなものが多いような気がします。


赤いテントの精肉店の横は「生玉表門」になっていて、この道をまっすぐ行くと生國魂神社につきます。


こちらは「上本町YUFURA」、ユニクロや無印が入っている商業施設です。6階には新歌舞伎座があります。


エディオンも入っているようですが、字体が和風なのは新歌舞伎座を意識して?


ハイハイタウンの斜め向かいのパチンコ屋さん。やっぱりこの辺りはレトロですよね〜。