
初夏恒例のイベント「ウイスキーフェスティバル」の時期がやってきました。
2012年に初めてウイスキーフェスティバルが開かれ今年で8回目、年々規模が拡大し、昨年は3,000名の来場者があった人気イベントです。
ウイスキーフェスティバルには、世界中から集まったウイスキーやスピリッツ約500種類、蒸溜所、メーカー、酒販店、バーなどのブースが40社以上出展。
それぞれのブースでは様々なウイスキーが無料で試飲できます(一部有料試飲もあり)
コアなウイスキーファンだけでなく、ウイスキーに興味を持ち飲み始めた人や、飲みたいけど何を選んだらいいか分からない人など幅広く楽しめるイベントとなっています。

日程: 2019年6月2日(日)
時間: 11:00 – 17:30
場所: OMM 2F 展示ホール(大阪府大阪市中央区大手前1-7-31)
料金: 会員3,500円、一般4,000円(当日4,500円)
主催: ウイスキー文化研究所
場所は、大阪市中央区 OMMビルの2階 展示ホールです。大阪メトロ 天満橋駅からすぐのところです。事前に買っていてチケットを用意。一般チケットは、前売り4,000円(当日券4,500円)なので事前に購入しておくのがお得です。
11時開始なので、その5分前くらいに会場へ着くとすでにこの行列。
今日はこのウイスキーイベントで、お酒を嗜みながら、スマホを使いリアルタイムで記事を書いていこうと思います。今この瞬間にテキストを書くことで生のライブ感をお伝えしたい!!と思ってます。酔っ払って「うまい!」しか書けなくなるかもしれませんが、その時は飲みすぎたんだなと思ってください。
では、いってみましょう!!
会場の様子
会場は既に大盛況!!これはほんの一部ですが、たくさんのブースが並んでいます。
ウイスキー検定合格者限定の「ウイスキーライフ」が配布されていました。
セミナールームでは様々なイベントが開催。こちらは有料のようです。
ミネラルウォーターも配られます。なくなったら自由に水を入れれるようになってます。度数の高いアルコールなので、水はたくさん入りますよね。僕もこの日1.5Lくらいは水を飲んだと思います。
Maker’s Mark(メーカーズマーク)
まずは「Maker’s Mark 46」。ボトルの横にたくさんの氷があったので「ロックで」といってしまいました。
たくさんの氷にウイスキーは程々。試飲なので量は問題ないですが、、、ロックは飲みにくいですね。氷が大きすぎ。それに風味を感じる試飲には向きませんね。次から飲むのは全てストレートにします。あとで、もう一度来よう。
Jack Daniel’s(ジャックダニエル)
次はジャックダニエル。こちらもスタンダードしか飲んだことないくて、ブースのお姉さんにオススメを聞いみると、ランク上のジェントルマンジャック。
他のウイスキーと違い、炭による濾過が特徴。2回濾過しているとのことで、スムースでまろやなか味わい。口の中にナッツの香り?(お姉さんは樽の香りだと言われていました。)が広がってすごく好み。こちらはストレートで頂きました。
Blanton’s(ブラントン)
高級ウイスキーとも、至高のウイスキーとも言われるブラントン シングルバレル。これほんと美味しい。度数があるにも関わらず、アルコールの嫌な臭さや雑味がないすっきりとした味。それでいて豊かな芳香。ストレートで飲むからこそ分かるブラントンの魅力です。
Wild Turkey(ワイルドターキー)
ワイルドターキー13年。熟成された感があるものの、これぞワイルドターキー!という荒々しさ。強いアルコールがガツンときますね。
上位のケンタッキースピリットも飲み比べ。アルコールはこちらのほうが強い(50.5%)にもかかわらず、飲みやすく感じます。ワイルドターキーの荒々しさが丸くなったような感じ。奥深く濃厚なバーボンを求むならこれですね。ボトルが高級感あってかっこいいです。
New York Whiskey(ニューヨークウイスキー)
日本であまり流通していないニューヨークウイスキー。珍しい。昨日届いたばかりだというウイスキーみたい。コーン100パーセントの甘い香りが口いっぱいに広がります。クラフトウイスキーみたいな感じですね。貴重なウイスキーを飲めました。
Apple Whiskey(アップルウイスキー)
甘い。お兄さんのコメントは「炭酸で割ると美味しいですよ」とのこと。たしかにこれはハイボールとかにすると美味しそう。アップルの甘み、バーボンのバニラの香り、爽やかで酸味あるお酒ですね。おすすめレシピとして、アップルバーボン・ジンジャーハイボールがありました。これ絶対美味いはず。間違いない。
Four Roses(フォアローゼス)
薔薇のウイスキー、フォアローゼスのシングルバレル。フォアローゼスといったら、特徴は何と言っても「華やかな香り」ですね。それでいてどっしりとした重さを感じる。ボトルが綺麗なので部屋に飾りたい。
KOVAL(コーヴァル)
はじめて聞いたウイスキーです。通常のバーボンとキビを使ったバーボンの2種類を頂きました。まあ、個人的には変わり種より、オーソドックスなバーボンが好みですかね。ただ、変わったものを試飲できるのもこのイベントの魅力です。どんどんと試して行きましょう。
2回目 Maker’s Mark(メーカーズマーク)
初めに飲んだメーカーズマークにもう一度きました。1回目の反省を活かして、次はストレートで頼みました。やっぱりストレートですよね。風味がよく分かります。
メーカーズマーク46はやっぱり好み。口当たりが良くてまろやか、キャラメルやバニラのやさしい甘みが広がります。熟成感のある厚みも感じます。スタンダードモデルよりリッチで複雑な味わい。メーカーズマークの特徴である赤い封蝋は一本一本ボトルによって違います。まさにハンドメイドを象徴するバーボンウイスキーです。
2回目 Jack Daniel’s(ジャックダニエル)
いや〜ジャックうまいわ。といことで、次も再びジャックダニエル。最高ランクのゴールドとシングルバレルの両方頂きました。
ゴールドはほんとうまい。2度熟成された上品な味。スーパースムース。まろやかで優しくていくらでも飲めそう。究極にスムース!こちらも2回熟成。管理が難しいメイプル樽で行っているよう。
シングルバレルは、ガツンとくるウイスキー。コクもあります。味の傾向がゴールドやジェントルマンジャックとは全然違う。強いバーボンが欲しい時はこれですね。シングルバレルなので樽ごとに味が違うらしい。
小休止
ウイスキーを飲み歩いて早くも1時間半経過。ここで小休止です。外の風に当たります。
会場は、人がどんどんと増えてきました。さすが人気イベントですね。
リストバンドで再入場
休憩のあとは第2ラウンド。リストバンドで再入場できます。若干ふらふらしてますが、行ってみましょう!
フードブース
おつまみブースもありました。ハム、サラミ、ビーフジャーキーなど。
KAVALAN(カバラン)
台湾発のウイスキーです。珍しいですね。台湾のウイスキーなんて初めてです。国際的な賞を総なめにしているという話題のウイスキーです。
Jameson(ジェムソン)
アイリッシュウイスキーのジェムソン。癖が少なく飲みやすいウイスキーですね。雑味も少ないです。ストレートで飲みましたが、ブースではハイボールを推してました。たしかにハイボールにしたらめっちゃ美味そうです。
Red Breast(レッドブレスト)
アイリッシュウイスキー。12年と15年を飲み比べてみました。12年を飲んで複雑な味わいで美味しいと思ったら、15年はパンチがすごい。ドカーンッときます。なんでも3回熟成で樽が違うので、これだけ風味が異なるとのこと。
そろそろフラフラ
AMRUT(アムルット)
これも初めて。インディアンウイスキーのアムルット。天空に1番近い蒸溜所というかっこいい謳い文句。口に含むとオークの香りがひろがり。美味しい。
Suntory(サントリー)
サントリーの「碧」。アマゾンなどでも売っていると言われていましたが、数量限定のウイスキーです。山崎に通じるジャパニーズウイスキー。世界5大ウイスキーを表す五角形ボトルになってました。
THE WHIDTLER(ザ・ホイッスラー)
2016年にでき、日本上陸を果たしたザ・ホイッスラー。アイリッシュです。10年を頂きました。はちみつの甘さが口の中に広がります。でも、甘すぎず、繊細。2回蒸留。シェリー樽を使用。
ARCHIVES
こちらもバーボンウイスキー。ここにきてアルコール度数 63.5パーセント。かなりガツンときます。濃厚過ぎる。とりあえず、めっちゃ濃厚。
3回目 Jack Daniel’s(ジャックダニエル)
最後は今日いちばん気に入ったジャックダニエルのゴールドをもう一度頂いて帰るとします。
気づけば3時間。あっという間でした。色々なお酒を飲んで、ブースの方々も親切で丁寧な人が多く、ウイスキーについての話をたくさん聞けました。
こんなにも沢山の種類のウイスキーを飲んだのは初めてです。上にあげたもの以外もいろいろいろと飲んでいて、大好きなバーボンウイスキーを中心に数十種類ものお酒を飲みました。これだけ試せるのもフェスティバルだからこそ。来年も来たいですね!!